戻る 国連パビリオンに子ども向け書籍3万6千冊 JTBが寄贈 2025年06月06日 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の国連パビリオンは株式会社JTBから、約3万6千冊にのぼる子ども向け書籍の寄贈を受けました。6月4日には国連パビリオンとJTBの代表者が書籍の寄贈式に参加しました。19種類の書籍のうちには「平和と世界」、「世界の国」、「政治と憲法」、「天気のひみつ」など、持続可能な開発目標(SDGs)に関するテーマを扱うものも含まれ、国連パビリオンを訪れた若い世代に配布されます。2025年4月13日の開館以降、国連パビリオンのアテンダントにより、すでに5千冊以上が来場した子どもたちに配布されました。今後6〜7月には、JTB職員が実際にパビリオンで配布に参加する予定で、書籍の配布は万博の会期終了(10月13日)まで継続される見込みです。4月下旬には、大阪府茨木市の女の子から日本の地理に関する書籍を受け取ったことへの感謝の手紙が寄せられました。手書きのメッセージには、「国連のことに興味を持ち、もっと調べたいと思いました」と綴られていました。国連事務次長補兼陳列区域代表のマーヘル・ナセルは「国連パビリオンを訪れる子どもたちのために、合計約3万6千冊もの本をご提供いただいたJTBに心より感謝申し上げます。今回寄贈された本はSDGsや平和について、子どもたちにも分かりやすく、魅力的な内容となっています。これらの本が子どもたちの心に響き、平和・尊厳・平等が確保された健やかな地球のために行動する、子どもたちが未来のリーダーとなるきっかけになることを確信しています」とコメントしました。JTBの北村豪執行役員(関西広域代表)は「当社は国連グローバル・コンパクトへも参加し、国連グローバル・コンパクトの掲げる10原則実現に向けて取り組んでおります。このたび、2025年大阪・関西万博において国連パビリオンと連携し、『るるぶ』をゲストにお届けできることを光栄に思うと同時に、『るるぶ マンガとクイズで楽しく学ぶ!』シリーズのメインターゲットである子どもたちが、国連パビリオンへの訪問を機に興味関心が引き立てられる未来社会を感じ、『るるぶ』が更なる学びの一助となることを願っています」と述べました。 大阪・関西万博は4月13日から10月13日まで開催され、約2800万人の来場が予想されています。「United for a Better Future: 人類は団結したとき最も強くなる。」をテーマに、国連パビリオンは午前9時30分から午後9時まで毎日開館しています。 大阪・関西万博における国連の取り組みについての詳細は、以下までお問い合わせください。国連パビリオン 広報担当寺井浩介メールアドレス:kosuke.terai@un.org PDFをダウンロード